【交通安全ニュース】路面凍結に注意! 2026/02/02 (月)
2025年12月に関越自動車道で67台が絡む大規模な多重事故が発生しました。
この事故の原因の一つは、路面凍結によるスリップであると言われています。
今月は、重大事故になりうる路面凍結の特徴と安全に走行するためのポイントについて確認します。
1.路面凍結(アイスバーン)とは
路面凍結(アイスバーン)とは、道路上の水分が凍結する現象で、以下の3種類があります。(図1参照)
◆ 圧雪アイスバーン
雪がタイヤに踏み固められて、硬く圧縮された状態の路面です。
昼間に車が多く通るところで、夜間に気温が下がると発生しやすくなります。
◆ ミラーアイスバーン
圧縮された路面の雪がタイヤで磨かれ、鏡のように反射するほどツルツルになった路面です。
交通量の多い交差点付近などで発生しやすくなります。
◆ ブラックアイスバーン
道路が薄い氷で覆われた状態の路面です。
降雪がなくても、路面が濡れていて気温が下がると発生しやすくなります。
※濡れているだけの路面と見分けることが難しいため特に注意が必要です。
路面の温度は気温より5℃程度低くなることがあり、気温が氷点下まで下がらなくても路面
凍結(アイスバーン)が発生する可能性があります。
2.時間帯別の路面状態と注意点
一日の路面凍結(アイスバーン)の変化と注意点を把握しておきましょう。(図2参照)
◆ 深夜から明け方
状 態 :昼間溶けた雪や雨が凍結する。
注意点 :気温や路面の温度が最も下がる。
◆ 朝
状 態 :凍結した路面の表面が溶け出す。
注意点 :水膜ができて滑りやすくなる。
◆ 日中
状 態 :日が当たる場所の氷が溶けて滑りやすくなる。
注意点 :気温が高いと油断しがち。
◆ 夕方から夜
状 態 :日が沈むと急速に冷え込むため、短時間で路面が凍結する。
注意点 :視界も悪くなるため、凍結の発見が遅れがち。
3.安全に走行するために
次のような場所では、時間帯に関わらず路面凍結(アイスバーン)が発生することがあります。
◆ 橋の上
風通しが良く、路面の温度が下がりやすい場所です。
周辺の道路が凍結していなくても、橋の上だけが凍結していることがあります。
◆ トンネルの出入口付近
トンネルの出入口付近の雪は、トンネル内部からの温かい空気により溶けやすく、気温が下がると凍結することがあります。
◆ 日陰の道路
山林や高層ビルなどによって日が当たらない道路では、氷が溶けずに残っていることがあります。
路面凍結(アイスバーン)が発生する季節は、次のポイントを踏まえて慎重な運転をしましょう。
<安全に走行するためのポイント>
① スピードを十分に落とす
② 車間距離を十分にとる
③ 急ハンドル・急ブレーキをしない

